アフリカで習得したものその1

Nasawa

2010年11月01日 02:23

ここアフリカに当然、ご飯を作ってくれるマミーはいません・・・

洗濯から掃除、料理・・・等々あらゆることを自分でこなしていかなくてはいけないわけです。
もちろんすべて手作業で・・・

こんな生活をここ何もないアフリカで2年間も続けていたら、日本ではきっと表向きビジネスマン、裏では何でもこなすスーパー主夫になれるんじゃないかと思っている今日この頃です
(何せ日本には洗濯機や炊飯器、掃除機等々便利なものがそろっていますからね)

とんでもなく不便な国ですから、とんでもないくらい自分ひとりでこなすべき家事が多いんです。
日本の都会で便利な暮らしをしていた若者(私)にとっては習得しなくてはいけない事柄がとんでもなく多いということです

そんな私がアフリカに来て、生き抜くために習得したこと第一号は・・・・

なんと言っても、
炊飯です!!!!!!

アフリカに来ていても私たちはやはり日本人。
米が無性に食べたくなるわけです。

こちら現地の方の主食はシマ!
でも私は大嫌い・・・(これから好きになるのかしら・・・)

ということは主食としての米がなければ生きていけません。
なんとしても、米の炊き方を覚えなければ!!ということで同期隊員に弟子入りし、教えてもらったというわけです。

そして、免許皆伝
師匠からのお墨付きも頂き、ここ最近では朝食、昼食、夕食と私が炊飯係りとなり同期隊員の腹を満たすべく、せっせとお米を炊くこともしばしばあるとか、ないとかという状況です。

まあそんなわけで今回の記事ではせっかくですから、私が師匠から教えていただいた技を皆さんに披露しようという訳でございます。
もしかしたら世界中の読者が・・・、海をこよなく愛するサーファーが・・・、炊飯器でお米を炊くことに飽きた主婦が・・・、心待ちにしているかもしれない!ということで早速紹介してみたいと思います。


1、まずは食べる分だけお米をお鍋に入れ、お米を洗いましょうね~。ちなみにこちらのお米は袋の中に度々小石が入っています。この段階で見つけたら取り除いておきましょう!




2、お米と同量の水をお鍋に入れます!もしくは心なしか多め!(1.1倍~1.2倍) ここで分量を間違えるとまったく食べれたもんじゃないお米になってしまうのでデリケートなお仕事です。
ちなみに私も何度か間違えて、皆さんに頭を下げたこともしばしばです・・・。




3、沸騰するまで強火でGO!沸騰したらどんな匂いがするか覚えておいてね~。




4、沸騰したら、すぐ弱火へ!!そして8分~10分くらいかな~。するとお米の匂いのする湯気が出てくるんですね~。沸騰したときの匂いと全然違いますよ!これを嗅ぎ分けられるようになったら、あなたも免許皆伝!




5、それから10分間くらい蒸らしたら、はい!出来上がり!2の段階で石を取ってないと・・・、もちろん石も一緒に食べちゃうことになりますね~。要注意!!



マラウイには日本食のレストランが1つもありません。(中華料理や韓国料理はあるんですけどね。)
みなさんもマラウイにお越しの際は、せめてお米の炊き方はマスターしてから来ることをお勧めします

ちなみに今日はJ君特製のから揚げと野菜のてんぷらも登場しまして、お腹満腹でした